埼玉県春日部市のヤードで無許可で使用済みの車両を解体したとして、ナイジェリア人の男が逮捕されました。自動車リサイクル法違反の疑いで逮捕されたのは、中古自動車部品の販売などを行う会社の代表取締役で、ナイジェリア国籍のアフワン・ウイリアムス・イエノマ容疑者(65)です。捜査関係者によりますと、アフワン容疑者はことし6月、仲間と共謀して、春日部市のヤードで無許可で使用済みトラックを解体した疑いがもたれています。自動車リサイクル法では、使用済み車両の解体を行うには都道府県知事の許可を受けなければならないと定められていますが、アフワン容疑者は埼玉県知事による許可を受けていなかったということです。解体された部品はコンテナに積み込まれ、アフリカ地域に輸出されたとみられています。ことし1月、アフワン容疑者が経営するヤードに警察が立ち入り調査を行ったところ、解体済み車両の部品とみられるものが見つかったことから、捜査を開始したということです。ことし3月以降、繰り返し解体行為が行われていたとみられ、警察はアフワン容疑者が解体された部品を販売することで違法な収益を得ていたとみて捜査しています。警察はアフワン容疑者の認否を明らかにしていませんが、使用済み車両の入手経路や事件の詳しい経緯について調べています。