憲法裁判所は15日、李真淑(イ・ジンスク)放送通信委員長に対する弾劾審判の弁論を終結した。弾劾訴追から5カ月だ。李真淑委員長が弾劾訴追されたのは就任から2日後だ。違法行為をやる時間もなかった。ところが野党・共に民主党はMBC放送を自分たちの側に留め置くために弾劾を強行した。これでは弾劾の審理に時間はかからないはずだが、実際は5カ月かかった。その点が自分でもひっかかったのか、文炯培(ムン・ヒョンベ)憲法裁判所長権限代行は「裁判に時間がかかったのは残念に思う」と述べた。それでも宣告日は指定しなかった。共に民主党の顔色をうかがっているためで、見ていて非常に残念で危険と言わざるを得ない。