イギリスの「元王子」、アンドルー・マウントバッテン=ウィンザー氏が再び、メディアを騒がせています。理由は、長年暮らしていたウィンザー城に近い大邸宅、ロイヤル・ロッジを巡る「お金の問題」です。アンドルー氏が邸宅からの退去に伴って請求されていた莫大な金額は、兄のチャールズ国王が私的に所有する資産から支払ったといいます。君主が所有する土地を管理するクラウン・エステートが公表したところによると、ロイヤル・ロッジの賃貸借契約の解除の時点で、邸宅の原状回復(修繕)に必要な費用と算定されたのは、180万ポンド(約3億7600万円)でした。元王子は2003年に契約を結んだ際、修繕費用として前払いで750万ポンド(約15億6800万円)を支払っていたため、期間満了前の契約解除によって30万2000ポンド(約6300万円)の返金を受けられることとなり、最終的にクラウン・エステートに支払うべき金額は、約150万ポンド(約3億1300万円)となっていました。クラウン・エステートはプレスリリースで、期間満了の時期より50年早く賃貸契約が解除されたロイヤル・ロッジについて、「この物件による新たな経済価値の創出と、国への貢献を実現するための活用方法を検討する」と述べています。元王子は入居後、「ペッパーコーン・レント(コショウの実の賃料)」と呼ばれる「わずかな額の賃料」を支払っているだけだったとされています。