「鮮やかに見せるため」食品に鉛成分混入 中国の園長に終身刑 園児247人に異常値

中国甘粛省の中級人民法院(地裁)は16日、幼稚園で提供した食べ物に鉛の成分を混入させたとして、園長に終身刑を言い渡したことを明らかにした。食品をより鮮やかに見せるために、鉛の成分を混入させていたという。園の関係者ら他の5被告にも、6~15年の懲役刑が言い渡された。中国メディアが報じた。当局が2025年に園長らを逮捕していた。園児らが体調を相次いで崩したことで当局が調査した結果、園児251人のうち247人の血中の鉛の濃度について異常な数値を示したという。英BBC放送によると、回収された食品のサンプルから中国の国家安全基準値の2000倍の鉛が検出されていた。国連児童基金(ユニセフ)は、事件を受けて「たとえ少量の鉛であっても子供の発達途上の体や脳に長期的なダメージを与える可能性がある」と憂慮する声明を発表していた。裁判所は判決で、園長は園児や職員が消費するために製造する食品に有毒で有害な非食品成分を添加するよう指示し、重大な悪影響を及ぼしたと認定した。

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