新潟・南魚沼市と業者の契約5件 すべて随意契約で総額約4000万円 「道の駅」再整備めぐる贈収賄事件

新潟県南魚沼市の「道の駅」をめぐり、市の職員と業者2人が逮捕された贈収賄事件。南魚沼市と業者の間では5件の随意契約が結ばれ、契約金額はおよそ4000万円に上ることが関係者への取材で分かりました。【記者レポート】「午後7時です。段ボールを持った捜査員が市役所分館の捜索に入りました」この事件は、南魚沼市産業振興部主事の山口智弘容疑者(32)が収賄の疑いで、南魚沼市のコンサルティング会社「テレコムベイシス」に勤務する石川卓容疑者(51)と一木幸之佑容疑者(35)が贈賄の疑いで逮捕されたものです。山口容疑者は、南魚沼市が発注した「道の駅」の再整備事業をめぐり、テレコムベイシスに便宜を図った見返りに、社員2人からおよそ12万8000円分の接待を受けた疑いが持たれています。南魚沼市によりますと、市は2023年6月からリニューアルに向けた市場調査や道の駅の先行事例調査など、5件の業務委託契約をテレコムベイシスと結んでいました。全てが「随意契約」で、合計金額はおよそ4000万円に上ることが関係者への取材で分かりました。市の担当者は随意契約となった理由について、「道の駅のリニューアルに関する業務ができる業者、すなわち入札参加資格を持つ業者が市内には他にいなかったこと」などを挙げています。関係者によりますと、これらの契約書類は、すでに市から警察へ提出されているということです。逮捕されたテレコムベイシスの2人を知る別の道の駅の駅長はBSNの取材に対し、「以前から、道の駅を儲けるためのツールとして捉えている印象があり、違和感を抱いていた」「自治体につけ入る営業スタイルだった」と語りました。警察は他にも贈収賄に関わった人物がいないか捜査を進めています。

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