ここ最近、日本国内の企業や公的機関などに対するサイバー攻撃が増加している。考えれられる理由にはさまざまなものがあるが、そのなかでもややセンセーショナルに伝えられたのが、サイバー攻撃にAIが活用されるようになった結果、これまでなら「日本語の壁」のおかげである程度難を逃れてきた、日本の企業や組織が標的に選ばれるようになったというものだ。 この発言は、10月8日に警察庁がランサムウェア攻撃グループ「Qilin(キリン)」の主導メンバーとするロシア国籍の男性の身柄を拘束したと発表し、それに関してQilinメンバーが日本の報道機関に発したコメントが主な根拠となっている。このコメントで、Qilinのメンバーは日本を「世界最悪のコンピュータセキュリティ体制を持つ国のひとつ」と評し、今後も企業や政府機関に対する攻撃が増加する可能性があると指摘した。