英国南部のフェアフォード空軍基地付近で9月末に起きたテロ準備事件で、警察は20日、逮捕後に保釈した英国籍の男性(24)と、英国とイランの二重国籍の男性(25)を外国の情報機関を支援した容疑で再逮捕した。英メディアが相次いで報じた。警察はイランに関連した捜査だと説明しているという。 事件は9月27日未明、警察が基地に向かう不審車両3台に関する通報を受けて捜査したところ、3台のバンからガソリンが見つかった。これまでに20代の男性7人がテロ行為を準備した容疑で逮捕されたが、いずれも保釈されていた。 基地は米軍も使用し、2月末に始まった米イスラエルによる対イラン軍事作戦では、「防衛」の目的に限って使われている。米軍は今月初め、配備していたB1戦略爆撃機を、イランに関連する「脅威」を理由に全て撤収させた。米メディアは、イランが関与する新たなテロ計画の懸念が浮上したためだと報じた。 バーナム首相は12日、事件についてイランの精鋭軍事組織・革命防衛隊が「ほぼ間違いなく指示した」と議会で述べている。【ロンドン福永方人】