「ヤクザが銀行員とウラで…」 70代女性が特殊詐欺被害に ニセ検事から「カネを車庫の前に置け」と指示(山形)

「ニセ警察詐欺」に注意です。山形県鶴岡市に住む70代女性が、刑事や検事を名乗る男らに現金145万円をだまし取られる特殊詐欺が発生しました。犯人グループは「ヤクザが銀行の行員とウラでつながっている」「あなたも事件に関与している可能性がある」などと女性の不安を煽り、カネをだまし取っていました。■きっかけはNTTの職員を名乗る男からの電話警察によりますと、今年10月5日、鶴岡市に住む70代女性の家の固定電話にNTTの職員を名乗る男から電話がありました。「あなた名義で不正に携帯電話が使われている」「これから刑事や検事から話がある」と言われ、電話を転送されたということです。そして、女性は「刑事のテラマチ」や「検事のイシカワ」を名乗る男から「暴力団事件でヤクザを逮捕しているが、そのヤクザが銀行の行員とウラでつながっている」「あなたも事件に関与している可能性があるので、その疑いを晴らすためには銀行に入っているお金の札番号を調査する必要がある」「この件に関しては誰にも言ってはいけない」「これから毎日午前9時と午後5時に定時連絡する」と言われました。女性は数日間、「テラマチ」や「イシカワ」と定時連絡を続けると、「イシカワ」から「口座に入っているお金の残高を教えてほしい」と聞かれ、保有する預金の銀行口座の残高を教えたところ、「口座のお金を全額出金してほしい」と言われたということです。女性は身の潔白を証明するため、預金残高全額を払い出しました。■封筒に入れて車庫の前に…その後、10月13日の午前9時の定時連絡で「イシカワ」から「これから現金を取りに行くので、現金の入った紙袋を自宅の車庫の前に置くように」「現金を置いた後は、すぐに自宅の中に入り、外は見ないこと」と言われ、女性はそれまでに用意した現金145万円を封筒に入れて車庫の前に置きました。すると、およそ15分後に現金はなくなっていたということです。

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