三菱UFJ銀行の貸金庫窃盗事件で、逮捕された女が別の支店に異動してからも隠ぺい工作のために、金塊を盗んだとされる支店に出入りしていたことがわかりました。 三菱UFJ銀行の元行員・今村由香理容疑者(46)は2024年9月、東京・練馬支店の貸金庫に客が預けた約20kgの金塊を盗んだ疑いがもたれています。 その後の捜査関係者や複数の関係者への取材によりますと、今村容疑者は2024年10月に玉川支店に異動してからも、金塊を盗んだとされる練馬支店に出入りしていたことが新たにわかりました。複数回に渡って、現金を補填するなどの隠ぺい工作をしていた可能性があるということです。 警視庁は現金や金塊など、あわせて17億円相当の被害があるとみて調べています。(ANNニュース)