Ricardo Brito Brendan O'Boyle[ブラジリア 25日 ロイター] – ブラジル最高裁は25日、大統領選決選投票の投票時間を2時間延長した。これを受け、選挙管理当局は既に初期段階の結果公表を開始していた開票作業を中断した。決選投票は左派のルラ大統領と、有罪判決を受けたボルソナロ前大統領の長男で右派のフラビオ・ボルソナロ上院議員の対決。投票は当初、ブラジリア時間午後5時(日本時間26日午前5時)に締め切られる予定だったが、午後7時まで延長された。バイア州の3都市で公共交通機関に問題が生じているとして延長を求めたルラ氏陣営の要請を最高裁が認めた。最高裁の決定は午後5時の締め切りとほぼ同時に下された。その時点で選挙裁判所は既に開票結果の公表を始めており、開票率0.25%の段階でルラ氏がボルソナロ氏をリードしていた。得票率はルラ氏が57.66%、ボルソナロ氏が42.34%だった。最高裁の判断を受け、高等選挙裁判所(TSE)は延長された投票時間が終了するまで開票作業を中断すると発表した。ルラ氏は選管当局に対し、少なくとも9州で投票延長を要請していた。同氏の陣営は、一部当局者が投票日の公共交通機関の運行を減らし、有権者が投票所に行く妨げになったと主張した。ルラ氏の地盤である北東部バイア州の裁判所はこれに先立ち、同州サルバドル市のバス車両数の削減を指示した疑いで市交通当局幹部の逮捕を命じた。ボルソナロ氏も悪天候を理由に、少なくとも3州で投票を延長するよう求めていた。