ホストクラブでの飲食費などに充てさせる目的で、20代女性に路上売春させていたとして、元ホストの男が逮捕されていたことが分かりました。男は女性に対して1か月で200万円稼ぐよう、ノルマを課していたということです。売春防止法違反(困惑売春)の疑いで逮捕されたのは、大阪市浪速区の元ホストの男(26)です。警察によりますと、男は今年5月~7月上旬までの間、大阪市中央区の路上で20代女性に、「1日8万やってください。じゃないと俺は君といる気もしない」「2日で8万の赤字、ノルマやれやカス」などとSNSでメッセージを送るなどして困惑させ、売春させるなどした疑いが持たれています。今年7月、大阪市中央区内の路上で売春の客待ち行為をしていた女性を警察が摘発。その捜査の中で、「私が担当するホストに1日8万円、1か月で200万円稼ぐノルマを課せられて、売春し、稼いだ金はホストに貢いでいた」などと話していたことから、女性のスマホを調べたところ、メッセージをやり取りしていた元ホストの関与が浮上しました。元ホストの男は女性に対し、「200使うから君というモンスター対応するんだよ」「使っていない子に対応したくない。200使うから対応していたの」「まだやってこいや、ノルマ超えてへんやろボケ」などとメッセージを送っていたということです。女性はホストクラブの客でしたが、去年10月から売春をし、今年7月までに約1500万円を元ホストへの支払いに充てていました。警察の取り調べに対し、元ホストの男は「自分に恋愛感情を抱いていることはわかっていたし、自分のためなら何でもする子だったので、恋愛感情を利用して立ちんぼをさせていた。売り上げ悪いときは『死ねよ。はよ稼ぎに行け』などと言って、無理やり立ちんぼをさせていた」と供述し、容疑を認めているということです。また、男が在籍していたホストクラブの経営者の男性(33)についても、ホストクラブの利用目的で売春をさせていた事実を知りながら放置していた、売春防止法違反などの疑いで書類送検されています。経営者の男性は警察の取り調べに対し、「女性が立ちんぼをしていることは知っていた。稼いだ金でホストクラブを利用し、その金が売上げにつながっていたことに間違ないです」と容疑を認めているということです。