居酒屋で4時間半以上、無銭飲食をしたとして、77歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む無職の男(77)です。 男は1月18日午後6時ごろから午後10時40分ごろにかけて、代金を支払う意思も能力もないにもかかわらず、苫小牧市表町2丁目の居酒屋で酒や料理、席の提供(合計3377円)を受けていました。 午後11時前に店から「お金を払わない人がいて『所持金ない。警察を呼べ』と言っている」と110番通報があり、警察が店で男を逮捕しました。 警察によりますと、男はお通しに加え、ビール2杯、フライドポテト、マグロの刺身を注文し、飲食していました。 男は従業員に伝票を渡されると「金がない。警察を呼べ」と言ってきたため、店が通報したということです。 男の所持金は163円でした。 警察の調べに対し男は「無銭飲食したことに間違いありません」と供述していて、警察が動機などを詳しく調べています。