警察官や検事をかたる電話で、静岡県島田市に住む80代の男性が自身の所有する車の下に置いた現金1400万円を持ち去られる詐欺事件がありました。被害に遭ったのは、島田市に住む80代の無職の男性です。警察によると、2026年9月下旬、男性の宅の電話に、警察官や検事をかたる人物から、「暴力団組員を逮捕したら、あなたの免許証が出てきた」「組員は、あなたの免許証を使ってクスリを買っていた」などと連絡がありました。男性は「あなたの潔白を証明するために口座からお金を出してください」「お札に付いている指紋や番号を調べる必要があるので、おろしたお金を車の下に置いてください」といった相手の言葉を信じ、10月下旬までの間に指示されるまま、複数回にわたり、自身が所有する車の下に、あわせて現金1400万円をビニール袋などに入れて置き、何者かによって持ち去られたということです。10月28日、金融機関から静岡県警島田警察署に「高額なお金をおろした方がいる。詐欺被害に遭っているのではないか」といった連絡があり、被害が発覚しました。警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに「警察官からお金を振り込むように要求することはありません」などと注意を呼びかけています。