中野でまた高級時計窃盗 左手首に「4600万」着け逃走か…防犯強化の中なぜ?背景に世界で横行する“窃盗ツーリズム”か【Nスタ解説】

防犯カメラに映る、道路の真ん中を走る男は、10月29日、中野ブロードウェイの店舗から高級腕時計を奪った人物とみられています。犯人を追いかけたという人の証言から、事件発生直後の様子が見えてきました。■また中野ブロードウェイで高級時計盗難日比麻音子キャスター:29日午後8時ごろ、中野ブロードウェイの時計店で4600万円相当の腕時計が盗まれました。男は客を装って「時計を試着させてほしい」などと言い、その時計を左手首に着けたたまま逃走したということです。現場近くの防犯カメラには、逃げたとみられる男の姿も映っていました。ハット型の帽子に黒いジャケット、スニーカーとみられる靴を履いていて、左手首にはシルバーの時計をつけているようにも見えます。「サブカルチャーの聖地」とも言われる中野ブロードウェイは、店舗数が非常に多いんです。約200店舗ある中で、腕時計店は20以上あります。10件に1件は腕時計店だということです。■8月の窃盗事件うけ「防犯指導実施」するも…日比キャスター:8月には別の窃盗事件があり、様々な対策が行われていました。9月には警視庁が防犯指導に入り、▼客への声かけ方法や▼カラーボールの設置場所などの指導が行われたということです。また、防犯フィルムの紹介など講習会も開かれ、参加した時計店の店長は「犯人が『面倒な店』と思う仕組みが必要だと感じた」と話していました。このような対策がされている中で、再び事件が起きてしまいました。国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:対策をすると言っても、人員を増やすことなどは簡単ではないので難しいですよね。アメリカでは、貴金属店や時計店の前には銃を持ったガードマンが立っていたりします。日本ではそういったことはできないので、工夫するしかないですが、絶対抑えるということは難しいかもしれません。日比キャスター:元兵庫県警の刑事部長・棚瀬誠さんは「『高額な腕時計が甘いセキュリティで販売されている』といった情報が流れている可能性がある」としたうえで、▼対策として、試着は別室で行うこと、▼免許証・パスポートなどの確認を徹底することが必要ではないか、と話しています。

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