奈良県橿原市で、男性を車のボンネットに乗せたまま、約2キロにわたって走行したとして、79歳の無職の女が逮捕されました。 「うわぁ!人乗ってる!人乗ってる!」 おととい(10月31日)、奈良県橿原市内で撮影された防犯カメラの映像。勢いよく走行する白い車のボンネットには、しがみつく人の姿が…。 けさ(2日朝)、殺人未遂の疑いで送検されたのは、橿原市の無職・東千鶴子容疑者です。 警察によりますと、東容疑者は10月31日午前9時20分ごろ、橿原市内にある自宅の集合住宅の駐車場で、軽自動車を発進させた際、車の前に立ちはだかった男性をボンネットに乗せたまま、走行した疑いがもたれています。 その距離は約2.2キロにも及ぶということです。 (目撃者) 「男の人がボンネットの上に乗っかっていて、『うわっ!』と思って。片足がボンネットの上で、片足がナンバープレートの下の方で、かばんがボンネットの上にあったのでずり落ちそうで、ワイパーのところ握って。(時速)40キロ、50キロ出ていたんじゃないかな」 (報告・梶村百花 記者) 「事件の直前、東容疑者が車のドアを開けた際、隣に止めてあった男性の車に当たり、トラブルになっていたということです」 男性は警察に通報。しかし、東容疑者は車の前に立ちはだかった男性をボンネットに乗せ、そのまま走行したということです。 ボンネットに乗っている間も、 電話はつながったままだったということで、男性は信号待ちの停車の際に、自らボンネットから降り、右手を打撲するなど軽傷です。 警察の調べに対し…。 東容疑者 「(ボンネットに乗せた状態で)運転を続けたのは、病院の時間が迫っていたからで、 殺そうとは思っていません」 容疑を一部否認しているということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。