12年ぶりの保守県政 古謝玄太沖縄知事の初論戦は波乱含み

政権交代を経て12年ぶりに与野党の構図が逆転した沖縄県議会10月定例会は、21日に閉会した。保守県政への転換により与党が過半数を占める中で迎えた新知事の議会対応は、冒頭から波乱含みの展開となった。古謝玄太新知事の所信表明は、異例とも言える日米両政府への抗議から始まった。当初は大きな論点がないと見られていた定例会だったが、アメリカ兵が逮捕された強盗殺人事件の発覚により状況は一変。県議会は事件に対する抗議決議と意見書を可決したものの、文案調整で折り合いがつかず、中立会派の一部が反対に回るなど全会一致には至らなかった。不測の事態に日米両政府が対応へ追われるなか、代表質問や一般質問の場では、普天間基地の名護市辺野古移設をはじめとする基地問題へと議論が集中していった。

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