変装用の「かつら」も…捜査かく乱の証拠品 特殊詐欺事件で犯行グループから押収約140点公開(島根)

SNS型ロマンス詐欺事件などの捜査で押収された犯行の証拠品が公開されました。中には、犯人が変装に使った「かつら」も…。島根県内で2026年過去最悪の被害額となっているなか、改めて注意を呼び掛けています。出雲警察署で公開された数々の証拠品。詐欺事件の捜査で押収されたもので、現金約72万円や大量のキャッシュカードなどあわせて約140点です。この事件では2026年、出雲市の女性など4人から架空料金請求詐欺やSNS型ロマンス詐欺であわせて約280万円をだまし取ったとして、大阪市の中国籍の男2人が逮捕されています。押収品の一つのかつら…何に使われたのか?もともと短髪の容疑者が、金融機関のATMで現金を引き出す際に、このかつらをかぶって変装。防犯カメラに映ることを前提に捜査をかく乱しようと、あの手この手を使っています。またキャッシュカード42枚。いずれも犯行グループがインターネットを通じて口座とともに入手したものですが、一般市民が売ることで詐欺に加担することになると警鐘をならしています。出雲警察署・池田将刑事第二課長:キャッシュカードを第三者に譲り渡すことも犯罪になりますし、そのことによって自分の口座を新しく作ることができないという不利益も実際に生じています。2026年の特殊詐欺の被害額は、9月末の時点で島根県では12億円を超え、すでに2025年1年間の被害額を上回る過去最悪の状況となっています。警察は、被害者にも加害者にもならないよう呼びかけています。

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