職員によって木箱から取り出された、中国の高級酒「マオタイ」とみられる酒瓶。ところが、入っていたのはお酒ではなく、いわゆる“ゾンビたばこ”と呼ばれる違法な薬物「エトミデート」でした。日本に持ち込もうとしていたのは、台湾出身のサイ・アイリン被告(48)。10月8日、何者かとともに指定薬物のエトミデートを含む液体約2.6kgをベトナムから関西空港に密輸した罪で逮捕・起訴されました。スーツケース内に隠されていたというエトミデート。使用すると手足がけいれんし、ふらふらとした足どりで徘徊することなどから“ゾンビたばこ”と呼ばれ、若い世代を中心に問題になっています。警察はサイ被告の認否を明らかにしていませんが、サイ被告は当時、「日本で知り合った人にプレゼントするため持ってきた」と説明していたといいます。警察が密輸ルートの解明を進めています。