外国人観光客を相手に、いわゆる「白タク」行為を繰り返したとして、兵庫県警は4日、パキスタン国籍のグループ6人を逮捕しました。道路運送法違反や道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、いずれもパキスタン国籍で、岐阜県関市に住む無職、チーマ・ジアン容疑者(23)や神戸市長田区に住む会社員、イムティアズ・ムハンマド・ウサマ容疑者(28)らあわせて6人です。警察によりますと、6人は今年8月から先月にかけて、運賃をもらう契約で外国人観光客を自家用車に乗せ、京都市の金閣寺や伏見稲荷大社、奈良市の東大寺などに運んだ、いわゆる「白タク」行為をした疑いが持たれています。ジアン容疑者ら3人には、無免許運転の疑いもあるということです。取り調べに対し、イムティアズ容疑者は「許可を受けていないのに自家用車に客を乗せて運転したことに間違いありません。報酬は同じパキスタン人から受け取っています」と容疑を認めているものの、チーマ容疑者ら5人は「カネは受け取っていない」などと容疑を否認しているということです。警察によりますと、グループはワンボックスカーなどに外国人観光客を乗せ、宿泊先のホテルなどから京都や姫路城などの観光地を案内していましたが、先月にはドイツ人の客6人を乗せて広島に向かう途中、兵庫県内の高速道路で交通事故を起こしていたということです。警察は、6人の関係性やグループの実態解明を進める方針です。