パチンコ店に設置する機器の代金支払いをめぐって、水増し請求させる手口でパチンコの関連団体におよそ1億7500万円の損害を与えたとして、元代表理事の男が警視庁に逮捕されました。記者「60代の男が警察署に入っていきます」けさ、特別背任の疑いで逮捕された越野友春容疑者(63)。「電子認証システム協議会」の元代表理事で、2022年から翌年にかけて、協議会におよそ1億7500万円の損害を与えた疑いがもたれています。その手口はこうです。協議会はパチンコ店の売り上げデータを透明化するための団体で、パチンコ店は協議会を通して機器製造会社に対し、玉の貸し出しなどを管理する機器の発注や支払いを行っています。越野容疑者はこの製造会社に部品を供給する会社に目をつけました。越野容疑者は部品の代金について、部品供給会社に水増しした請求書を作るように指示。水増し分は全額、部品供給会社から自身のペーパーカンパニーに「コンサルタント業務料」として振り込ませていたということです。理由について、越野容疑者は部品供給会社にこう説明していたといいます。越野友春 容疑者「協議会は非営利団体のため、機器の開発資金を捻出するのが難しい。そのためのお金を作るために協力してほしい」しかし…記者「越野容疑者は、不正に得た金をマンションの購入費用にあてていたということです」実際には、自身のマンションやブランド品の購入などにあてていたとみられています。警視庁は越野容疑者の認否を明らかにしていませんが、他にも水増し請求を行っていたとみられ、余罪を調べています。