ニセ警察詐欺で3億円被害 愛知の被害総額2週間で10億円超

愛知県警昭和署は5日、名古屋市昭和区内の50代の女性会社役員が「ニセ警察詐欺」の被害に遭い、現金約3億円をだまし取られたと発表した。県内では高額被害が多発しており、県警が注意を呼びかけている。 署によると、10月3日、女性宅に金融機関の職員を名乗る女性から「あなた名義で口座が作られ現金が送金されている」と電話があった。さらに警察官や検察官を名乗る男性からビデオ通話で「マネーロンダリングの有無を確認する必要がある」などと言われ、23~30日の間に計3回にわたり、指定口座に現金計約3億597万円を振り込んだという。 県警によると、10月17~30日の2週間、県内ではニセ警察詐欺の被害総額が10億円を超えた。1000万円以上の被害は15件あり、うち5件は1億円超だった。警察官を名乗る人物から「守秘義務」があると言われ、誰にも相談できず、被害の長期化、高額化が起きているという。 県警は、警察官をかたる不審な電話で、守秘義務▽SNSでの取り調べ▽資産調査▽定時連絡▽逮捕状の画像提示――という言葉が出たら、必ず詐欺だと疑ってほしいと呼びかけている。【木谷郁佳】

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