格闘家で元K-1王者の木村“フィリップ”ミノル(33)が7日までに更新されたYouTubeチャンネル「格闘キャスト」にゲスト出演。ドーピング使用の舞台裏を告白する場面があった。 木村は23年にRIZINに参戦した際に、ドーピング検査で陽性となり失格。試合は無効となり、罰金と半年間の出場停止処分を受けた。さらに24年10月に大麻取締法違反の疑いで逮捕されて、懲役6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。その後、25年9月の「K-1 WORLD MAX 2025」で復帰。メイソン・ストロッドマン相手に1R75秒KO勝利を飾った。今年からUNLIMITEDルールに挑戦。1勝2敗と負け越している。 木村にとって、18年11月のジョーダン・ピケオー戦がターニングポイントになったという。この試合では合計4度のダウンを喫して、3RKO負けを喫した。「あの試合が大きかった。その時に明らかにパワーの差を感じた。とにかくパワーの質の差を感じた。それも大きなきっかけになった。この当時は(ドーピングを)使ってなかった」と回想。 このままでは勝てないという絶望感を抱いたことが大きな転換点となったという。「変な覚悟が出てきて、何をしてでもあいつを倒す。世界のああいう奴らを倒せる選手になりたいと思った。自分の誇りだったパンチ力が全く歯が立たなかったので、自分の奥底から湧いてくる悔しさがあった。トレーニングも変えたし、サプリメントなどの勉強もした」と振り返った。 K-1離脱後にドーピングとして認められているクレンブテロールを使用してトレーニングを続けていたと告白。「めっちゃご飯食べても、体重を増やしてもシェイプアップしたまんまだったからコンスタントに使い続けていた」と説明した。 基本的にはクレンブテロールしか使用してなかったものの、海外のさまざまなサプリを摂取していたという。「テストステロンブースターも結構取っていた。ハワイで練習していた時期もあって、それを家でストックしていて、結構怪しいやつも摂っていた。RIZINの検査で反応が出た時もクレンブテロールは自覚があったんですが、他の物質は“これなんだろう?”と思って家のストックを見たら“これだ…”と思った。クレンブテロール以外にも使っちゃっていた部分もあったと思う。悪いけどサプリメント感覚だった。今になっても悪気はないんですよね…自分の身体がどこまで強い人と戦えるのかの方が興味があった」と激白した。