兵庫県芦屋市の路上で16日、35歳の男性が刺された事件で、逮捕されたマレーシア国籍の男2人が「近くの住人を襲撃するよう依頼された」という趣旨の話をしていることがわかりました。 16日、芦屋市涼風町の路上で、35歳の男性が腹部や足を刃物のようなもので刺され重傷を負いました。 警察は、スマートフォンを奪って逃げていた、マレーシア国籍のイー・テン・ホウ容疑者(58)とタン・ファン・チュン容疑者(58)を、強盗殺人未遂の疑いで緊急逮捕しました。 捜査関係者によると、2人は今月中旬に入国していて、調べに対し「近くの住人を襲撃するよう依頼された」という趣旨の話をしているということです。 しかし、被害にあった男性は市外に住んでいて、事件当日は車の洗車を頼まれて現場に来ていました。 警察は、人違いで襲われた疑いがあるとみて捜査しています。