和牛を海外に輸出する投資話をもちかけ、現金約3700万円を不正に集めたとして男女2人が逮捕されました。 出資法違反の疑いで逮捕されたのは、愛知県岡崎市の食肉加工会社「マルヨ」の代表・亀谷伸晃容疑者(58)と、名古屋市中村区の会社役員・森麻矢容疑者(52)です。 警察によりますと、2人は2022年8月から2023年4月にかけて、名東区に住む 67歳の男性ら3人に対し、和牛を海外に輸出する投資話をもちかけ、17回にわたり現金あわせて3700万円余りを不正に集めた疑いがもたれています。 2人は男性らに対し、「和牛を一頭買いして大量に取り扱うため利益が出る」などと言い、元本を保証した上で配当が出ると約束していたとみられています。 警察は2人の認否を明らかにしていませんが、少なくとも29人の出資者から約2億7600万円を不正に集めていたとみて調べています。