長崎県の団地内の道路で住民から通行料を脅し取ろうとした疑いで、大阪府警は暴力団幹部の男らを逮捕しました。 組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、佐賀県に住む暴力団幹部の渡邊誠容疑者(55)ら4人です。 渡邊容疑者らは2019年、長崎市青山町の団地内の私道に「進入禁止」と書かれたバリケードを設置して、住民から通行料を脅し取ろうとした疑いがもたれています。 この道路は50年近く住民の生活道路として使われてきましたが、渡邊容疑者ら側が恐喝を目的に買い取っていたとみられています。 警察によると、渡邊容疑者らが住民に配った通知文には、「1世帯につき月額1万円の通行料を徴収する」などと書かれていたということです。 警察は、渡邊容疑者らの認否を明らかにしていません。