「つばさの党」黒川敦彦代表が東京・千代田区長選に出馬表明 「政治団体Q」を結党

昨年の衆院東京15区補欠選挙を巡り公職選挙法違反の罪で起訴された黒川敦彦被告(46)=公判中=が23日、「政治団体Q」を立ち上げ、任期満了に伴う東京都千代田区長選(26日告示、2月2日投開票)に出馬すると表明した。 黒川被告は政治団体「つばさの党」の代表を務めていた昨年4月、同補選で複数の候補者に対し選挙妨害をしたとして逮捕、起訴され、同12月に保釈されていた。 記者会見冒頭で黒川被告は、「このたびの行動は深く反省するところがあった。皆さま方に謝罪申し上げます」と、20秒ほど土下座した。また元兵庫県議の竹内英明氏(50)の死去に触れ、「凸(突撃行為)はやめます」とも宣言した。 黒川被告は、政治団体Qの具体的な活動内容には言及せず、「徐々に明らかにしていく」と話すにとどめた。 また同区長選にあたっては、小池百合子都知事に選挙妨害行為を謝罪するとともに、「Qとは何か」を支持者に訴えていくとした。 政治団体「NHKから国民を守る党」代表、立花孝志氏については、「彼は本当にモンスターだが、私はそれを超えていく。あとは結果で示します」と語った。 同区長選にはこれまでに、いずれも無所属で、再選を目指す現職の樋口高顕氏(42)、新人で公認会計士の佐藤沙織里氏(35)、新人で区議の浜森香織氏(46)、新人で政治団体代表、新藤伸夫氏(75)が出馬を表明している。

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