「急いでいたから信号を無視した」逮捕の男が供述…飲酒運転の車にはねられ受験生死亡 前夜に6時間飲酒か「自宅で休んだ後用事があり運転」福島・郡山市

22日、福島県郡山市で受験生の女性が飲酒運転の車にはねられ、死亡した事故で、逮捕された男は「急いでいたから信号を無視した」と、供述していることが新たに分かりました。 この事故は、22日午前6時半ごろ、郡山駅前の市道で横断歩道をわたっていた大阪府箕面市の横見咲空(さら)さん(19)が軽乗用車にはねられて死亡したものです。 軽乗用車を運転していた郡山市の会社員池田怜平容疑者(34)の呼気からは基準を超えるアルコールが検出され、警察は酒気帯び運転と過失運転致死の疑いで送検しました。 防犯カメラの映像などから、池田容疑者は赤信号を無視して横断歩道に進入し、横見さんをはねたとみられていてます。捜査関係者によりますと、取り調べに対し「急いでいたから信号を無視した」と供述していることが新たに分かりました。また、池田容疑者は事故の直前にも、ほかの複数の信号を無視して走行していたということです。 池田容疑者は事故の前日、郡山市内の飲食店で深夜まで酒を飲んでいたとみられ、「6時間くらい飲んでいた」と話しているということです。池田容疑者は「自宅で休んだ後に用事があり運転した」と供述しているということで、警察が飲酒の経緯などを詳しく調べる方針です。 被害者に対しては「申し訳ありません。取り返しのつかないことをしてしまった」と供述しているということです。警察は、危険運転致死の疑いも視野に、捜査を進めています。

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