警察官をかたる手口のニセ電話詐欺で長崎市の男子大学生が現金300万円をだまし取られました。 警察によりますと今月8日長崎市に住む20代の男子大学生の携帯電話に警察官を名乗る男らから「あなたのキャッシュカードがマネーロンダリングとして不正利用されている」などと電話がありました。その後、LINEのビデオ通話で偽の警察手帳や逮捕状の写真を見せられ「あなたの貯金の中に、犯罪で得たお金が含まれていないか調査をする必要があるので全額送金してほしい」などと伝えられました。これを信じた大学生は指定された口座に2回にわたって現金合わせて300万円を振り込みだまし取られたということです。 警察は警察官が金を振り込むように話をすることはないとして電話やメールで金の話をされたら必ず家族や警察に相談するよう呼びかけています。