「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ１４・５」（２５日、都内某所） 総合格闘家の朝倉未来が社長を務める格闘技イベントに向けて２４日、前日計量と記者会見が行われた。米国などで人気の過激平手打ちイベント「ＰＯＷＥＲ ＳＬＡＰ（パワースラップ）」が日本で初実施される。 パワースラップに出場する選手のうち、２人は昨年３月に恐喝容疑で逮捕された大阪喧嘩自慢となったが、さっそく波紋を呼ぶ騒動が巻き起こった。 シェンロンは計量登場冒頭に「去年からちょっとやってしまって、世間のみんなやＢＤファンのみんな、運営の方々に迷惑かけたんで、本当にすいませんでした。これからはないように肝に銘じてしっかりやっていくので、また応援宜しくお願いします」と頭を下げた。しかし、“叛逆の悪童”レオとのフェイストゥフェイスでは「なんじゃこら。お前から先に手を出せ」と挑発すると、レオが手を出さないとみると、不意に左ビンタを見舞い乱闘に。スタッフに吹っ飛ばすなど暴れまくった。会見でも収拾不能の大乱闘で暴れ続け、男性アナウンサーが「お席に戻りください！お席に！お戻りください！記者会見です。そろそろ落ち着いてください！」と怒り気味に言い放つほどの騒動となった。 同じく昨年恐喝容疑で逮捕され、今大会で復帰となった大阪喧嘩自慢のダイスケは、登場前に瓜田純士の対戦相手イエスを喫煙所で襲撃し、瓜田の試合が中止に。計量で登場すると「すいません、未来さん。タバコ吸ってるときにいらんことしてもうて、手をあげてもうて、試合流れる結果になって。イエスくん申し訳ありませんでした」と謝罪。さらに昨年の逮捕に「不祥事を起こして、お騒がせして申し訳ありませんでした」と頭を下げた。 ＳＮＳでは２人の暴走に批判の声があがり、「マジでいらない」、「エンタメにもなってない」、「レオが大人に見えるとわ」と荒れていた。 パワースラップは朝倉が弟・海のＵＦＣ挑戦のサポートのために渡米した際に、ＵＦＣのダナ・ホワイト社長から日本開催を打診され、提携することが正式決定。今大会での初実施となり、３試合が組まれた。