韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領について、検察は身柄拘束の延長を申請していましたが、裁判所は延長を認めませんでした。 尹大統領は1月19日に逮捕され、高官犯罪捜査庁から引き継いだ検察が捜査をしていますが、取り調べを拒否しています。 こうした中、検察は尹大統領の身柄拘束を2月6日まで延長するよう申請していました。 しかし捜査本部によりますと、裁判所は「検察が捜査を継続する妥当な理由があるとは言い難い」として、尹大統領の身柄拘束の延長を認めませんでした。 早ければ25日にも勾留満期を迎えるとみられ、韓国メディアは検察が尹大統領を起訴するかどうか検討していると伝えています。 一方、尹大統領の弁護団は「検察が補完捜査をする根拠はない」と、即時釈放を求めています。