JR長野駅前の事件で遺族がメッセージ「温かな気持ちを頂き安らかに旅立つことが…」 駅前の献花台の設置が終了「短くも一瞬一瞬を大切にした故人をどこかで思い出して…」

JR長野駅前で3人が刃物で襲われた事件で、駅前に設置されていた献花台に対し、亡くなった男性の家族が「皆様からの温かな気持ちを頂き、本人も安らかに旅立つことができることと思う」とのメッセージを掲示しました。 JR長野駅前には、事件のあと、亡くなった長野市の49歳の男性を偲び、献花台が設けられ、知り合いや市民など大勢の人が慰霊に訪れていました。 献花台は、遺族の意向などから26日いっぱいで終了となりました。献花台があった場所には遺族のメッセージが掲示されました。 遺族一同として、「この度は献花・供物などをいただき大変ありがとうございます。故人に代わり、心より感謝申し上げます。皆様からの大きな温かなお気持ちを頂き、本人も安らかに旅立つことができることと思います」と記されています。 その上で、「私たち残された家族も大勢の方の励ましやお力添えを頂き、故人の分まで精一杯生きていく大きな勇気を頂きました。本当にありがとうございました。 そして、良きご縁に出会い、短くも一瞬一瞬を大切に生きた個人のことを、どこかでふと思い出していただければ幸いです」との気持ちが伝えられています。 事件は、22日午後8時過ぎにJR長野駅前で男女3人が男に刃物で刺され、男性が死亡し、男女2人が重軽傷を負い、警察は逃走していた長野市の46歳の男を、26日に逮捕しました。

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