韓国検察、尹大統領を「内乱の首謀者」として起訴

【1月27日 AFP】韓国検察は26日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による非常戒厳の宣言をめぐり、「内乱の首謀者」として尹氏を起訴した。 韓国は、昨年12月に尹氏が非常戒厳を宣言したのをきっかけに政治的混乱に陥っている。非常戒厳は国会で否決され、わずか6時間で解除。尹氏は直後に弾劾され、今月、現職大統領として初めて逮捕された。 検察は「捜査中に得られた証拠を総合的に検討した結果、被告を起訴するのが適切と判断した」と声明で述べた。 尹氏側の弁護団は内乱容疑を否定し、「法廷で真実が明らかになると確信している」として、争う姿勢を示した。 尹氏は逮捕以来、ソウルの拘置所に収監されており、正式な起訴により、裁判が6か月以内に行われるまで拘束されることになる。 憲法裁判所で不利な判断が示されれば尹氏は罷免され、60日以内に大統領選が実施される。 映像は23日撮影・提供。(c)AFPBB News

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