架空発注を繰り返し約1億8000万円の損害を会社に与えたとして、運輸会社の元課長らが逮捕されました。 警察によりますと、特別背任の疑いで逮捕された鴻池運輸鹿島支店の元課長・光永将憲容疑者(38)と部下だった渡辺彩容疑者(34)は2022年から2023年、取引会社4社に対し、70回にわたって架空の業務の請求書を提出させ、鴻池運輸に代金として計約1億8000万円を支払わせた疑いが持たれています。 事件は2023年11月、大阪国税局の税務調査がきっかけで発覚したということです。 警察は光永容疑者らの認否を明らかにしていません。