輸入した中華鍋を“燕三条製”と偽ったか ウソの広告を出し販売した疑いで夫婦逮捕【新潟】

インターネットのサイトで輸入した中華鍋を、“燕三条製”とウソの広告を出し販売した疑いなどで新潟市に住む夫婦が逮捕されました。 ■白井希咲記者 「押収された鍋を比べてみると、目盛りの位置がずれていてずさんな作りだったことがわかります。また、商品の箱には[MADE IN CHINA]のシールが貼られていて、はがして販売していたとみられます。」 燕市の調理器具の輸入販売会社『美吉』の社長・王瑚研容疑者(37)とその夫・若崎智浩容疑者(37)は、2024年12月から8回にわたり卸売業者に対し輸入した蒸し器付の雪平鍋29個を、日本製と偽り合計5万1678円で販売。 また、2人はインターネットサイトで「ものづくりで有名な燕三条の工場で作りました」などとウソの広告を掲示して、岩手県の男性に輸入した中華鍋を販売した疑いが持たれています。 警察の調べに対し、王容疑者は黙秘していて夫の若崎容疑者は「妻の会社が産地を偽っていたことは知っている」という旨の供述をしていますが、自らの関与については何も話していないということです。警察が、2人の余罪を調べています。

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