知人でない2人が偽装結婚か ペルー国籍の20代男と20代会社員の女を逮捕=静岡県警

長期間在留が可能となる日本人配偶者の資格を得るため、結婚したように見せかけて婚姻届を提出し、市役所に受理させたとして、ペルー国籍の27歳の男と日本国籍の女が警察に逮捕されました。 電磁的公正証書原本不実記録と同供用(偽装結婚)の疑いで逮捕されたのは、ペルー国籍で、静岡県富士市今泉の派遣社員の男(27)と富士市高嶺町の会社員の女(29)です。 警察によりますと、2人は、男が長期間在留が可能となる日本人配偶者の資格を得るため、婚姻したように偽装し、2023年8月に富士宮市役所に婚姻届を提出して受理をさせたうえ、2023年9月、富士宮市役所から女の本籍地のある富士市役所に婚姻届を送付させた上、市役所職員に女の戸籍原本に不実の記録をさせるなどした疑いがもたれています。今回の事件は、ペルー人コミュニティーからの情報で発覚しました。 男は2023年6月、90日間の短期滞在の在留資格で日本に入国していたということで、2人は知人関係ではないということです。警察は、仲介者が存在しているとみて、捜査を進めています。

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