県警察学校で卒業式が行われ、警察官としての基礎を学んだ38人が新たな一歩を踏み出しました。 卒業証書授与 「本校初任科の課程を卒業したことを称する」 県警察学校では18歳から30歳までの初任科生38人が卒業の日を迎えました。(男性26人 女性12人) 2024年4月から10カ月間、法律の知識や逮捕術など基礎を身に着けました。 県警本部の遠藤顕史 本部長は「1日でも早く、真の実力を備えた警察官として成長し、活躍してほしい」と訓示しました。 卒業生代表答辞 山口文煕 巡査 「県民の期待と信頼に応えることができる力強い警察官を目指して、職務にまい進する決意であります」 県警は女性警察官の採用を強化していて、今年の卒業生は3分の1が女性です。 卒業生 大岩清花 巡査 「くじけそうになった時も、日々仲間の助けを得ながら過ごしたことが1番の思い出」 総代 山口文煕 巡査 「大好きな長崎県を守りたいと思い、警察官を志望した」 厳しい学校生活を終えて制服まとった学生たちは、みな大きく成長しています。 卒業生 牛嶋杏寧 巡査 「今まで色々甘えさせてもらった中で、このような厳しい環境に身を置いてきた。立派になったと思うのでうれしい」 父 範行さん 「家に帰ってくると息子だが、警察の制服を着るとすごくかっこいいなと思う」 卒業生は県内12の警察署に配属され、交番勤務からスタートします。