酒を飲んで乗用車を運転したとして、兵庫県警西宮署は2日、酒気帯び運転の疑いで、同県尼崎市の会社員の男(26)を現行犯逮捕した。男は車内で寝ており、呼気からは基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)の2倍のアルコールが検出された。 逮捕容疑は同日午前7時半ごろ、同県西宮市今在家町の市道で酒を飲んだ状態で乗用車を運転した疑い。調べに「体内にアルコールが残っていると分かって車を運転したことに間違いない」と容疑を認めている。 同署によると、男は横断歩道近くに車を止めて寝ており、110番で駆けつけた同署員が声をかけたところ車を急発進させ、前方に止まっていた車に追突。署員が酒のにおいに気付いたという。車は会社名義だった。男は「午前2時ごろまで酒を飲んでいた」と話しているという。