飼い猫におよそ1カ月エサを与えず放置した疑いで、飼い主の女が逮捕されました。 動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪府に住む20代の女です。 女は去年7月から8月に、自宅で飼育していた猫にエサを与えず置き去りにして衰弱させた疑いが持たれています。 猫を保護したNPO法人などによると、飼い主は去年7月ごろに自宅を無断で退去し、管理会社が事態を把握したとき、猫は意識がない状態だったということです。 当時の猫の状況について、保護したNPOのスタッフは次のように述べました。 【法人アニマルレスキューたんぽぽ本田千晶理事】「(見つけたとき)全く動いていなくて、もう見た瞬間に『死んでる』って思いました」 (Qどこに倒れていた?)「トイレの便器の横です。夏ですのでね、余計に喉が渇いて脱水で水を飲みたかったんだと思います」 警察は当時の状況を詳しく調べています。