嘘の請求書を提出し現金を振り込ませて、勤務していた会社に約1160万円の損害を与えた疑いで自営業の兄弟2人が逮捕されました。 背任の疑いで逮捕された三次市の自営業・早田和紀容疑者(54)と広島市東区の自営業・早田晴孝容疑者(49)の2人は、2020年5月15日から2021年1月15日までの間、弟の晴孝容疑者が経営していた建設会社から兄の和紀容疑者が勤務していた建設会社に、9回にわたって架空の請求書を提出。 晴孝容疑者の会社にあわせて1159万8400円を送金させて、和紀容疑者が務めていた会社に損害を与えた疑いが持たれています。 調べに対して2人は「間違いありません」と容疑を認めています。 和紀容疑者は建設工事の会計などを担当していて、この他にも入金が確認されているということです。 被害額は約1億円にのぼるとみられ、警察が動機や余罪について詳しく調べています。