大阪府警は公開手配を行っていたSNS型投資詐欺グループの首謀者の男を逮捕したと発表しました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳・中村晋弥容疑者(42)です。警察によりますと、中村容疑者は投資の商材購入などの名目で20代の女性から現金およそ90万円をだまし取った疑いがもたれています。 中村容疑者はSNS型詐欺グループのトップで、去年7月に公開手配されていましたが、4日、千葉県内で逮捕されたということです。 警察の取り調べに対して、中村容疑者は「現段階では事件について何も話せません」としています。 また、中村容疑者を匿っていたとして、犯人蔵匿の疑いで42歳と41歳の男が逮捕されました。 警察は去年7月、大阪市西区のビルの一室など10か所を捜索し、中村容疑者らのグループと別のグループを摘発。2つのグループあわせて100人以上が逮捕されました。詐欺の被害者は少なくとも150人で、被害金額は9億5000万円以上に上るとみられています。