広島県警捜査3課などは新幹線のインターネット予約サイトに不正アクセスし、約164万円分のチケットを入手したとして、福山市の会社員の男を逮捕しました。 男は同様の手口で4回目の逮捕となります。 不正アクセス禁止法違反や窃盗などの疑いで再逮捕されたのは、福山市の会社員、山尾孝雄容疑者(30)です。 警察によりますと山尾容疑者は氏名不詳の人物らと共謀し、去年6月8日から10日までの間、不正に入手したQRコードとパスワードを利用し、インターネットサイトで新幹線のチケット54枚(販売価格合計・約164万円分)を購入するなどした疑いがもたれています。 警察は、山尾容疑者が不正に購入したチケットを現金にかえる目的で、同様の犯行を繰り返していたとみていて、調べに対して山尾容疑者は、「不正アクセスはしていないが、発券はしました」と供述しているということです。 山尾容疑者は同様の犯行を繰り返していたとみられ、今回で逮捕は4回目で、警察は、一連の事件にはほかの人物も関わっているとみて、詳しく調べています。