パトカーから逃走中、2台の車に衝突 仙北市職員が酒気帯び運転の疑いで逮捕 秋田

5日午前、秋田市の県道で車3台が絡む事故があり、ぶつかった車を運転していた秋田県仙北市の職員の男が現行犯逮捕されました。男はパトカーから逃走中だった上に、酒気を帯びた状態で運転していました。 5日午前11時半ごろ、秋田市旭北錦町の県道で、山王から土崎港方向に走行中の普通乗用車が車2台に次々と衝突しました。 普通乗用車を運転していたのは、仙北市田沢湖小松に住む仙北市建設部建設課の主任の男(34)で、酒のにおいがしたため呼気検査をしたところ、基準値を上回るアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。 事故の前、警察が信号を無視した男の車を見つけ停車を求めましたが、約500メートル逃走し、パトカーが追跡していました。 男は容疑を認めています。 衝突された車2台には計3人が乗っていて、全員命に別条はありませんが、このうち40代の女性が病院に搬送されました。 仙北市によりますと、逮捕された男は2023年3月から半年間、勤務時間中に約40回にわたり酒を飲んだとして、2024年1月に停職6カ月の処分を受けました。 市は、復帰した7月末以降の男の勤務態度について「まじめに取り組んでいる様子だった」としています。 なお、男は4日と5日は有給休暇を取得していました。

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