野生のハトを捕獲して自宅などで虐待したとして、警視庁はタクシー運転手の男(49)を6日にも逮捕する方針を固めました。 捜査関係者によりますと、野生のハトを捕獲したうえ、自宅などで殴ったり虐待したりした疑いが強まったとして、警視庁は川崎市に住むタクシー運転手の男を動物愛護法違反などの疑いで6日に逮捕する方針を固めたことが分かりました。 男は鳥のマスクをかぶってケージに入ったハトなどをむちでたたいたり羽をむしったりしたほか、はさみで頭部を切断する動画などをSNSに複数回、投稿していました。 これらの動画を発見した動物愛護団体などから多数の情報提供があり、事件が発覚しました。 警視庁は先月、自宅のマンションの家宅捜索をしていて、男の部屋からは飼育されていたとみられる複数の鳥が押収されています。