神戸・三宮最大の客引き集団「ガッキーグループ」の関係先捜索 県警、風営法違反疑いで店長ら逮捕

必要な許可を得ずに飲食店で従業員らに接待をさせたとして、兵庫県警組織犯罪対策課と保安課、生田署などは6日、風営法違反(無許可営業)の疑いで、神戸・三宮にある飲食店の店長の男(24)ら5人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。5人が関わる店舗は、いずれも三宮最大の客引き集団「ガッキーグループ」の関係先とみている。 捜査関係者によると、男らは三宮地域の飲食店5店舗で、県公安委員会の許可を受けずに女性従業員らに酒の提供などの接待をさせた疑いが持たれている。県警は6日夕、これらの店舗や男らの関係先を捜索した。 県警は1月18日、三宮の繁華街で18歳未満の少女に客引きをさせたとして、児童福祉法違反容疑で、同区の会社経営の男(30)らを逮捕した。 捜査関係者などへの取材では、この男は飲食店などを経営する会社の代表取締役を務めている。県警は男がガッキーグループの主導的立場とみており、今回捜索した飲食店にも男の会社が関与していたとみている。 県警は既に逮捕している会社経営の男ら2人について、7日にも無許可営業の疑いで再逮捕する方針。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加