薬物密売グループを摘発 末端価格約1億円分の大麻など押収

福岡県や佐賀県などで、大麻や覚醒剤などを営利目的で所持していたとして密売グループが逮捕され、末端価格約1億円に上る薬物が押収されました。 大麻取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、東京都の無職・藤渡啓之容疑者(41)を首謀者とする密売グループの売人6人とその客6人です。 警察によりますと、藤渡容疑者らは去年10月、佐賀県みやき町で大麻約12キロを営利目的で所持するなどした疑いがもたれています。 福岡県警をはじめとする合同捜査本部は、藤渡容疑者の自宅などから大麻約17キロなどを押収し、その末端価格は約1億円に上るとみられています。 2020年7月ごろから密売行為をしていたとみられ、藤渡容疑者ら売人6人は容疑をおおむね認めていて、客6人のうち一部は否認しているということです。

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