ヴェネツィア、かつて南野と同僚だったベン・イェデルの獲得について悩む クラブの幹部が「数日以内に判断する」と明言

モナコで南野拓実と同僚だったウィサム・ベン・イェデルの去就が注目されている。 ベン・イェデルはこれまでトゥールーズやセビージャ、モナコで活躍してきたストライカー。高い得点能力を武器に、チームの大黒柱として存在感を発揮してきた。モナコではクラブ史上2位の98得点を記録している。 ただ2023年8月に性的暴行や強姦などの容疑で逮捕されたことが、彼の輝かしいキャリアに傷をつけてしまう。モナコではエースとして活躍していたにもかかわらず、翌年5月に契約満了でクラブを去ることとなった。退団理由は逮捕が原因と噂されている。 その後、彼は無所属となり、新たな所属先が見つからないまま2025年を迎えることとなった。すると、冬の移籍期間に入ってからヴェネツィアが彼の獲得を計画しているとの噂がイタリアメディアによって報じられた。『Football Italia』によると、そのヴェネツィアは、FWのジョエル・ポジャンパロがパレルモへと移籍し、その穴埋めとしてベン・イェデルに目をつけたという。 それでもその後はヴェネツィアとベン・イェデルとの間で獲得交渉に進展の兆しは見えず。この交渉についてヴェネツィアの意志も不明瞭なままだったが、今回、クラブの幹部がその思いを明らかにした。同メディアによると、その幹部は「我々は状況を熟考しており、今後数日以内に、これが好機とみなせるかどうかを判断する」と語ったという。 果たしてベン・イェデルの加入は実現するのか、今後の動向に注目していきたい。

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