神奈川県警察学校で入校式 「夢の警察官」「成長した姿を」365人が誓い新たに

横浜市栄区の神奈川県警察学校で11日、入校式が行われ、365人が警察官としての一歩を踏み出した。入校生は法令知識や逮捕術などを学び、卒業後はそれぞれ署などに配属される。 入校式で、久保田剛学校長は「県民からの負託に応えるため、自らを律して勉学や各種訓練に取り組んでほしい」とあいさつ。和田薫本部長は「努力を惜しまず、全力で挑戦してほしい」と激励した。入校生を代表して金井千優さん(20)が服務宣誓をした。 きょうだいでそろって入校した姉の櫻井未稀さん(22)は「両親や周りの支えのおかげで、夢だった警察官になれた」と期待に胸を膨らませ、弟の智大さん(19)は「困っている人に声をかけられる警察官になりたい」と意気込んだ。 大学時代に剣道の全国大会で準優勝した実績がある大平翔斗(かけと)さん(22)は「県警の剣道の活躍を見て警察官を志した。成長した姿を見せられるよう、頑張りたい」と話していた。 入校生の内訳は、6カ月間の初任科短期課程(大卒)が191人、10カ月間の同長期課程(高卒、短大卒、専門卒)が174人。

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