広瀬すず"心麦"の父が残した手紙に関わる新事実と裏切者の判明「優しい人が逆に怖い」<クジャクのダンス、誰が見た?>

広瀬すず主演の金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系/U-NEXT、Nettflixで配信)の第3話が2月7日に放送。春生が残した手紙に関わる新事実が判明し、視聴者から「また謎が深まった」などの投稿が相次ぎXではトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます) ■「このマンガがすごい!2024」ランクインの大人気漫画が待望のドラマ化 本作は、月刊漫画雑誌「Kiss」(講談社)にて連載中で、「このマンガがすごい!2024」(宝島社)オンナ編の第4位にランクインした浅見理都の同名漫画をドラマ化。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫る姿を描くヒューマンクライムサスペンスだ。 父が殺された理由を追う大学生・心麦を広瀬が演じるほか、心麦と共に事件の真相を追う弁護士・松風義輝役の松山ケンイチ、殺された心麦の父・山下春生役のリリー・フランキー、心麦を執拗に追う週刊誌の記者・神井孝役の磯村勇斗らが集結。謎が謎を呼ぶストーリーを盛り上げていく。 なお、脚本は「半沢直樹」(2020年、TBS系)、「サンクチュアリ -聖域-」(2023年、Netflix)、映画「サバカン SABAKAN」(2022年)など、注目作を手掛けてきた金沢知樹が担当する。 ■DNA鑑定の結果に動揺する心麦 神井に「あなたはお父さまの本当の子どもではない」と伯母・夏美(原日出子)と血縁関係がないDNA鑑定書を突きつけられた心麦。大好きな父と血がつながっていないかもしれないと知った心麦は、ひどく動揺する。 それでも春生の娘だと信じたい思いで、DNA鑑定に協力した夏美のもとへ。しかし夏美は「やっぱり春生の子じゃないのね」とこぼし、母・静香(仙道敦子)が子宮の病気を患っていたことを話す。自身の知らない母と父のことを知り、ますます不安に駆られる心麦。 そんな中、松風は友哉(成田凌)のノートにあった「あの資料」を神井から手に入れる。その音声データには責め立てる友哉の声と、謝罪する春生の声が記録されていた。 データの真相を知るべく、松風はラーメン屋台店主・染田(酒井敏也)のもとへ。手紙についてたずねると、ラーメンを食べた後にその場で手紙を書いた春生から託されたのだといい、その後も心麦や春生について話を聞くが、事件に結びつく証拠はなかった。 ■松風のカレーで元気を取り戻す心麦 「私は誰なのか?」とうろたえてしまった心麦は、後日、自身の出生を知るために戸籍謄本を取得することに。そこには、春生と静香の長女として心麦の名前が書いてあった。 養子ではなく、父と母の娘であることに安堵(あんど)したのもつかの間、松風から「これからもしんどい話が出て疑問が出るたびに暴走されると困る」とくぎを刺されてしまう。心から心麦を心配しているからこそ、かける言葉だった。 松風は、精神的に追い詰められている心麦を思って、ちくわ入りの特性カレーを振る舞う。父との思い出だった味に、元気と自身を取り戻した心麦。「私はもう迷いません」「私は私です、山下春生の娘です。父のこと全部全部信じます」とたんかを切るのだった。 ■春生の手紙に関わる衝撃的な事実 一方、赤沢(藤本隆宏)たち警察は、春生から手紙を託された前科のある染田をマークし始めていた。染田は30年前、野球選手のサインを偽造したユニフォームを販売し逮捕されていた。この事実を知った赤沢は、春生の手紙は、友哉の差し金により染田が書いたものではないかと嫌疑をかける。 友哉が犯人だという客観証拠がないまま、検事の阿南(瀧内公美)に起訴を頼む赤沢。しかし、阿南は友哉の自白をとったうえで起訴に持ち込むよう突っぱねる。帰り際、赤沢から春生の手紙を受け取った阿南は誰かに電話をかけ報告をするのだった。 その後、警察は友哉の証拠をつかむべく、染田を署に連行する。執拗な赤沢の尋問を受け、染田はふとドアの外に目線をやると友哉が通る。友哉と目が合った染田は何かを決意した面持ちで「山下さんの手紙を偽造したのは俺です」と告白するのだった。 心麦の葛藤や、新たに事件の証拠が明らかとなった第3話に「伏線だらけで、誰もが怪しい」「最後不穏、、」「優しい人が逆に怖い」「また謎が深まった」といった投稿が相次ぎ、Xではトレンド入りを果たした。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部

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