去年10月、麻薬成分が含まれるキノコの菌床をオランダから密輸したとして、44歳の男が逮捕されました。 麻薬及び向精神薬取締法違反麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、新座市東の無職、小野田優容疑者(44)です。 小野田容疑者は、去年10月、オランダの郵便局から麻薬成分の「サイロシビン」を含んだキノコの菌床およそ970グラムが入ったダンボール1点を自宅宛に送り、国内に輸入した疑いが持たれています。 東京税関の職員が、ダンボールの中に入っていた透明の2つのビニール袋からキノコの菌床を見つけて、警察に通報しました。 調べに対して、小野田容疑者は「キノコの菌を輸入したことは間違いない」と容疑を認めていて、「この菌を輸入することは大丈夫だと思っていた。キノコに育てて、自分で使おうとしていた」と供述しているということです。