長崎県内の警察官の志願倍率は10年前が6.2倍だったのに対し、だんだん減少して今年度は2.3倍にまで落ち込みました。県警は警察官のやりがいを感じてほしいと10日、若年層向けのイベントを開きました。 高い志で警察官を目指してもらおうと県警できょう開かれたのは業務体験イベント「長崎県警察密着24時」 高校生から26歳までの男女17人が警察官になりきって、本物の警官を相手に職務質問に挑戦しました。 警察官役の参加者「注射器、何に使うんですかね?」「これなんですか?」 職務質問受ける人「それ?いやそれいま落ちてたんじゃないですか?」 参加者「いや、一緒に出したのみたんですけど」 職務質問受ける人「本当に?」 うまく声をかけながら怪しい所持品を見つけ出し、薬物検査から現行犯逮捕までを実践します。 警察官「13時音がして出てきた。そしたら人が倒れていたということで」 交通事故では現場の状況と怪しい4台の車のタイヤから被疑車両を探します。 参加者「血痕の幅が大体2メートルないくらいでタイヤの円周がそれと近かったので」 参加者「小さな証拠からやっぱり逃さないようにライトとか当てて血痕とかを見ることができたのですごいなっていうのが一番思います」 県警本部警務部警務課・高木秀則課長補佐「警察官にしかできないやりがいのある仕事だと思いますのでチャレンジしたいと思っていただけたら幸いです」 捜査の後はかっこいい白バイの登場に思わず・・・ 参加者「興奮しました。興奮しすぎてちょっと(鼻血?)出ちゃいました」 間近でみる白バイの迫力に胸躍る未来の警察官たちでした。